岐阜県商工会連合会

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事業者・創業者の皆様へ

事業者名 株式会社GLAFA

取組内容
対人コミュニケーションに課題を抱える引きこもりの当事者にとって、従来の対面・定時型の就労は心理的・身体的負荷が高く、就労継続が困難である。また、在宅や短時間で可能な仕事の選択肢が限られており、社会と接続する機会が得にくい状況である。
そのため、人口減少により働き手が見つかりにくい昨今、働きたくても働きたい人に就労する支援が必要であり、その中でも、引きこもりなどの人は、障害者手帳などを持っていない場合が多く、国からの支援などが行き届かないゾーンであることや、就労経験がないことで就労先が見つからないという問題がある。
主に引きこもりや就労困難な若年層〜中高年層をターゲットに、防災食を扱う自動販売機の補充・在庫管理・衛生チェック等の業務を行うための取り組みを行った。
取組の効果・成果
本事業では、自動販売機の補充・在庫管理業務に加え、製造分野においても短時間かつ希望する時間帯に働ける仕組みの整備を行った。
自動販売機の補充・在庫管理業務については、従来の雇用形態では働きづらい人(引きこもり状態にある若者や精神的不安を抱える人等)でも関われるよう、業務を短時間・非対面・分業型のマイクロワークとして設計した。業務内容をタスク単位に分解し、手順の可視化とマニュアル化を進めることで、心理的・身体的負担を軽減する工夫を行った。
また、製造分野においても株式会社Coneruが運営する24時間利用可能なシェアキッチンモデルを活用し、子育て中の者が短時間で好きな時間に働くことを可能にした。例えば、父親の帰宅後に育児を交代し、夜間にキッチンへ来て短時間の包装業務等に従事することが可能となった。
さらに、働くことに悩みを抱える若者への支援の一環として、岐阜若者サポートステーション等の支援機関の役割も踏まえながら、相談支援、段階的プログラム、就労体験等を通じて就労に向けた行動を支える枠組みを参考にし、就労困難者が社会と接続する機会を増やす取組として位置づけた。

【効果・成果】
・業務を非対面・短時間で実施できる形に整理したことで、就労困難者が関わりやすい就労機会を整備できた。
・子育て中の者が夜間等の空き時間に短時間で従事できる運用としたことで、育児と両立した就労機会を創出できた。
・収入獲得の機会にとどまらず、家庭内に閉じがちな生活の中で社会との接点を持つきっかけとなり、孤独感の軽減や心理的負担の緩和にも寄与する取り組みを行うことができた。
  • 事業者名
  • /株式会社GLAFA
  • 事業所在地
  • /岐阜県岐阜市
  • 従業員数
  • /0〜5名
  • 支援機関
  • /大垣商工会議所