岐阜県商工会連合会

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事業者・創業者の皆様へ

円滑な創業と創業後の事業拡大を援護する自走化支援

事業内容

訪問看護

従業員

0〜5名

支援分野

  • 販路開拓
  • 事業承継
  • IT化
  • BCP
  • 設備投資
  • 資金繰り
  • 創業
  • その他

強み・特長

■勤務経験に裏打ちされた技術
これまで看護師として様々な患者に向き合ってきており、小児から看取りまで対応可能な幅広い技術を保有している。
■創業実現に向けた高いバイタリティ
最初の面談から「何がしたいか」、「何ができるか」をはっきり話され、高いバイタリティを感じた。このような推進力がある創業者は創業後も高いパフォーマンスを発揮できる。

相談内容・課題

<相談内容>
これまで創業に向け準備をしてきており、改めて創業資金調達の必要性を感じて相談に見えた。併せて、事業設立要件を満たすためには従業員の確保が必須であり、獲得方法について相談された。
【課題】
1.創業期における資金繰りの安定化
看護事業は入資金サイクルが長いことから、余裕のある資金繰り計画が必要であった。
2.人材確保のための労働環境の整備と情報発信強化
現状、看護師等の求人サイトのみの掲載で情報が不透明であったほか、労働環境も整備されていなかった。

支援内容・活用した支援メニュー

【R4.8~10:創業計画書の作成提案】
内部においても外部においても自身の思いや今後の展望を記載した事業計画書があると理解を得やすいためことを説明。金融機関が求人者が見る要素を検討し事業者へ提案した。
【R4.8~10:WebサイトおよびSNSの活用提案】
現代ではWebを通じて企業の情報を取得するため、Webサイトの整備をSNSの活用を提案した。業務内容だけではなくWebサイトや理念・方針や一日の業務予定など、“思いの共感”と“事業の透明性”をPRの支援をした。
【R4.11~12:労働環境の整備】
併せて、従業員が安心できるよう社労士を活用し就業規則と雇用契約書を整備を支援した。
【R5.10~12:需要動向調査】
創業後の認知度検証のため需要動向調査を実施。アンケート項目の検討からフィードバック、今後の方針までを支援。

成果・改善効果など

■創業者が自ら考え行動するサイクルの確立
当初よりバイタリティが高く、行動力のある事業者だったが、創業計画を通じて自社の理念や行動指針、それに伴う収支計画を作成したことで、現在は計画に沿って自ら考え計画を修正するなど事業の自走化が図れた。
■訪問介護事業の開始
創業後の新たなニーズや需要動向調査等の結果を踏まえ事業領域を拡大を決断。次年度も会社の成長に向け前向きに行動している。
■新規に理学療法士を雇用
就業規則をはじめとして労働環境を整備すると同時に、WebサイトやSNSに自社の情報を積極的に発信することで求職者から共感を得られ、理学療法士の新規雇用に繋がった。

事業者の声

商工会には創業の相談から支援してもらいありがとうございました。特に創業計画を作成したことで融資等が円滑に進んだことは助かりましたし、人材が中々確保できない時期にも声掛けなどしてもらい励みになりました。
4月からは、かねてよりニーズのあった介護事業に挑戦します。困っときは相談すると思いますので、今後ともよろしくお願いします。