(1)現状の課題
当社は20代から30代前半の若手従業員が中心の職場であり、今後、結婚・子育てといったライフステージの変化を迎える従業員が増加する見込みです。実際に、すでに育児休業を取得している従業員もおります。
しかしながら、従来の勤務体制では勤務時間の柔軟性が乏しく、保育園の送迎や急な子どもの体調不良などに対応しづらい状況でした。また、小規模事業者であるがゆえに、一部の従業員へ業務負担が集中しやすく、育児と仕事の両立が難しい点が課題となっていました。
(2)課題に対する具体的な取組内容
① 短時間勤務制度の導入
子育て中の従業員を中心に、必要に応じて勤務時間を短縮できる短時間勤務制度を導入しました。これにより、育児や家庭の事情に配慮しながら、安心して働き続けられる環境を整備しました。
② 多能工化の活用と現場運用の強化
従来より進めてきた多能工化を、より実践的な現場運用へと移行しました。複数の作業や工程を担当できる体制を整えることで、急な休暇や時短勤務が発生した場合でも、業務が滞らない仕組みを構築しました。
③ 業務分担の明確化と平準化
業務内容を洗い出し、従業員間での役割分担を明確にしました。あわせて、作業スケジュールや工程管理を見直すことで、特定の従業員に業務負担が集中しないよう調整し、業務の平準化を図りました。