笠松町商工会

【相談内容】
経理・税務・労働・金融について相談を受ける。
【課題】
創業間もないので、地域の顧客からの知名度が低いことと、自動車の交通量はある程度あるが、最寄りの公共交通機関からは遠く、歩行者はほとんどない立地である。
近くにある大学の学生の需要と充実した料理のＰＲが必要不可欠である。

【支援内容】
開業後１年も経過していない中での営業にあたり、税務、労務及び金融については実務経験がなかったため、経理については引き続き記帳機械化を継続し、本業に集中しながら２回目の確定申告を支援した。
労働については労働保険の成立から保険料の徴収といった基本的な実務の流れを指導し、岐阜労働基準協会柳津支部を活用することを指導し労力とコスト削減を図った。
金融については持続化補助金の清算払までの間、補助対象事業の遂行の為、金融機関からの借り入れについてアドバイスを行った。
【活用した支援メニュー】
持続化補助金を活用し、ホームページ等インターネットを活用した集客・看板設置・チラシの配布により、新たに開発したテイクアウトの商材のPRを行い売上の拡大を図った。

【成果】
カフェでの売上目標であった年間１，０００万円をクリアした。持続化補助金の補助事業の成果として、３０代から４０代のテイクアウトの顧客を獲得したことで補助事業開始前と比較して１カ月の来店客が１００名程度増加し、売上についても１８万円増加した。
令和５年：売上実績１，０３１万円
令和６年：売上高１，３００万円　営業利益３００万円
を想定している。

ホームページ作成にあたり、その契約等について無料法律相談を活用し安心感が増した。
持続化補助金の実績報告書の作成についてのサポートが大変有用だった。