笠松町商工会

新たに始めた観光農園事業はメディアにも取り上げられて、売上も順調に推移している。そのような中で観光農園事業で実施している「いちご狩り」について、新たに夜営業を始めたいとの相談があった。他社ではスポットライトでハウス内を明るくして実施しているのがほとんどであるが、当社ではイルミネーションの電飾工事をを行い、幻想的な雰囲気の中でサービスを提供することで他社との差別化を図りたいとのことであった。

①岐阜県小規模事業者持続化補助金の活用
イルミネーションの電飾工事については、費用負担の軽減を図るために、岐阜県小規模事業者持続化補助金の活用に向けて支援を行った。経営計画書の作成に当たっては、顧客ニーズと市場動向の情報提供や事業者からのヒアリングを通じて当社の強みを計画書へ落とし込む作業を行った。補助事業の実施支援においては、事業実施後の効果検証に至るまでのフォローを行った。
②プレスリリース活用支援
上記の補助金で実施する事業の実効性を高めるため、岐阜西濃広域支援室が開催する販路開拓共同事業「合同プレスリリース（記者発表会）」へのエントリーについて提案を行った。当社の新サービスを広くPRできるように、当日の発表内容や資料作成について担当エリアマネジャーと連携して支援を行った。

岐阜県小規模事業者持続化補助金については、採択を受け、イルミネーション電飾工事に係る費用負担を大きく軽減することができた。工事に遅れはあったものの、12月のクリスマスイブには、新サービスで星空ストロベリーナイト（いちご狩りの夜営業）を実施することができた。次の実施は２月のバレンタインデーで80名の予約を獲得している。
プレスリリースについては、発表を行った後に岐阜新聞社の方より、サービスの実施が近づいたら取材させて下さいとの話をいただいており、春ごろより星空ストロベリーナイトを通常開催する際に、再度連絡を行うよう計画している。
本格的な営業を始める前ではあるが、お客様からの問い合わせも多く、今後の売上増加も大きく期待できる。

このたびは、「岐阜県版小規模事業者持続化補助金」の活用にあたり、多大なるご支援をいただき、誠にありがとうございました。小山様のご助言とサポートのおかげで、無事に補助金の採択を受けることができました。その結果、「星空ストロベリーナイト」と題した夜のイチゴ狩りを実現することができ、多くのお客様に幻想的な雰囲気の中で特別な体験を楽しんでいただいております。補助金の申請に関する手続きは初めての経験で不安もありましたが、小山様が親身に相談に乗ってくださり、適切なアドバイスをいただいたことで、スムーズに進めることができました。
地元の事業者として、このような手厚いサポートを受けられることを心強く感じています。今後も地域の活性化に貢献できるよう、事業の発展に努めてまいります。引き続き、ご指導ご支援のほど、よろしくお願いいたします。