新商品の販路拡大に挑む事業者の伴走支援~瓦屋さんが挑む新事業展開~
事業内容
瓦需要の低下と地域の人口減少により施工依頼が減少する中で、将来の事業継続に不安があった。後継者への事業承継も見据えて、新たな収益の柱とするためペレットストーブを新開発した。
後継者からは、ペレットストーブの販路拡大をどのように行っていくべきか、事業承継に向けて何から取り組むべきか相談があった。
企業支援の概要
従業員
0〜5名
支援分野
- 販路開拓
- 販路開拓
- 事業継承
- IT化
- BCP
- 設備投資
- 資金繰り
- 創業
- その他
強み・特長
当社は、瓦屋根工事業を中心に住宅リフォーム等を実施している。地元工務店や住民から依頼を受けており、地域密着企業として長年の経営実績がある。
現場での柔軟な対応力、高い技術力による施工品質が強みである。瓦の葺替時には当社を選んでいただけており、丁寧な仕事が顧客から高評価を得ている。また、製品開発力も強みであり、過去には穴あき瓦を開発して展示会へ出展したほか、東日本大震災で被害を受けた家屋の屋根工事支援をきっかけに防災意識が高まり、災害対策用のペレットストーブを開発した実績がある。
相談内容・課題
瓦需要の低下と地域の人口減少により施工依頼が減少する中で、将来の事業継続に不安があった。後継者への事業承継も見据えて、新たな収益の柱とするためペレットストーブを新開発した。
後継者からは、ペレットストーブの販路拡大をどのように行っていくべきか、事業承継に向けて何から取り組むべきか相談があった。
支援内容・活用した支援メニュー
①事業承継補助金の活用
経営指導員・県連合会のエリアマネージャー・専門経営指導員と連携して事業計画作成と申請を支援。採択を受け、商品の魅力発信に活用するショールームを整備した。
採択後もショールームの有効活用に向けた、活用方針と運用に向けた行動計画の策定をフォローアップ支援として実施した。
②事業承継計画策定支援
補助金の活用と並行して、後継者への事業承継計画の策定を支援。事業承継引継ぎ支援センターと連携してエリアコーディネーターからの指導を受ける。
③販路拡大に向けた展示会出展支援
商品の認知度向上を狙いに展示会出展を提案。令和6年5月にアウトドア用品向け展示会のFIELDSTYLE JAPAN 2024に出展。出展に関して顧客アンケートの作成・集計結果の分析を支援した。
④プレスリリース支援
エリアマネージャーを中心に地元新聞社に対してプレスリリースを支援した。
成果・改善効果など
①ショールームの活用・運用方針の明確化
補助金採択後にショールームの活用方針を再度検討したことで、ターゲットや本格運用に向けて準備すべきことが明確になり、ショールームがより訴求力の高い施設となった。
②データを経営に活用する契機になった
展示会出展時にアンケート調査を実施したことで、商品に対する評価点や改良点を知ることができ、顧客に対して訴求するポイントが明確になった。ターゲット層がどんな媒体で商品を知るのか把握でき、当社が注力すべき販促ツールの絞り込みがデータを活用することで可能になった。
③問い合わせ、商談件数の増加
プレスリリースの結果、令和7年1月に地元新聞社の取材を受け、2月には地元局で商品が取り上げられ、商品が広く認知されるに至った。その結果、東海地方各県より問い合わせが50件(商談は現在までに12件)新規に増加し、20台の販売に繋がり大きな成果があった。
事業者の声
これまで本業の瓦店でもこのように販売のための取組を行ったことはなく、商工会さんに提案とお手伝いをいただいて販売のための取組を行ったところ、大きな反響があり大変驚いています。事業承継補助金の申請支援から当社の「特長」を一生懸命聞きだして活かしていただけてうれしかったです。
また、初めて「モノを売る」にあたって取り組んだアンケートもこのようにまとめていただき、納得の結果が出ていて大変驚きました。下呂商工会さんだけでなく、岐阜からの職員さんとも連携して指導くださったおかげです。本当にありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
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