岐阜県商工会連合会

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事業者・創業者の皆様へ

経営改善を図るための新商品開発及び販路開拓

相談者

(有)田中漬物食品

【代表取締役】 田中 雅仁氏(3代目)
【創業】昭和30年代創業
【従業員】8名(内 家族従業員3名)
【事業内容】
漬物の製造販売業。本社工場で漬物を製造し、千代保稲荷神社の商店街沿いに販売店として2店舗を構え販売している。
【強み・特徴】
自社商品はすべて最高ランクの野菜を使用している。春夏秋冬それぞれの時季にしかとれない野菜を使用し、旬の漬物づくりをしている。全商品の2~3割が季節商品。漬物の常識にとらわれない商品作りにより他店とは差別化した店舗づくりをしてい

相談内容

①新商品開発により経営改善を図りたい
ここ数年売上の減少傾向が続いている。原因としては①千代保稲荷神社の訪問客は若者が増加傾向にあるが、それらの若者は漬物を食べる習慣が少ないため、若い客層を拾い切れていない。

②客単価の増加を図りたい
近所へのお土産を配るという文化が少なくなりつつあり、客単価の減少を招いている。

③新商品ピクルスを開発したい
異常気象により国内の野菜の価格が安定しないため、経営に与える影響が大きい。それらの問題点を解決するために新商品であるピクルスを開発し、売上の向上を図っていきたい。

サポート内容

①小規模事業者持続化補助金の活用

新商品の開発は代表の中で確固たるものとなっていたため、新商品を開発した上でどのように販路を開拓していくのかを事業計画書により明確にした。また、新商品の開発には新規の設備を要することやパッケージのデザイン費がかかるため、持続化補助金を活用することで経費の削減を図った。

②経営分析の実施

二期分の決算書から経営分析を行うことで、自社が今どのような状況で悩んでいるか、またどこから着手することが利益確保に近道であるかを客観的に示した。「新商品で販路開拓」という方向性は決まっていたため、分析結果をもとに新商品の販売量をあげるために4Pの設定、プロモーションはどのように行っていくかを話し合った。

③プレスリリースの提出

②で話し合った結果、アクションプランの1つとしてプレスリリースをやりたいという要望を事業者から引き出した。プレスリリースの作成は初めての支援ではあったが、以前参加したセミナーの知識を活用し作成、提出にあたった。

サポート成果

①事業者の「やってみたい!」を引き出せた

支援メニュー②の経営分析により現状自社はどういう経営状態にあり、どこを改善していくために、何をしていくのかということを説明し、具体策をいくつか提案することで、事業者の「やってみたい!」を引き出すことができた。また、継続的な伴走支援の入り口を作ることができた。施策紹介のみでは「そうなんですね。もし、何かやりたいことがあったら相談します」で終わってしまうケースもあるが、一歩踏み込んで支援することでいい効果を産むことができた。

②新聞掲載による無料かつ高効果の販促の実現

7社送付したプレスリリースのうち中日新聞西濃版への掲載が実現した。無料かつ影響の大きい新聞掲載を果たすことができ、販路開拓において大きな成果を得ることができた。新聞を見て買いに来てくださるお客様や、電話での問い合わせも日々増えてきているとのこと。

【事業者の声】
当社は法人であり、決算も税理士に依頼しているため普段は商工会と関わる機会は少なかったです。
 業績の改善を図るため新商品の開発・販売を考えていました。そんなとき、商工会から持続化補助金の話をうけました。無事採択を受けることができ、新商品開発の経費の補助が受けれたので大変助かりました。
持続化補助金の申請のお手伝いだけではなく、経営分析までしていただけました。そこまでしていただけるとは思ってなかったため大変嬉しかったです。そうすることで新商品を販売していくために何をしていくべきか明確にすることができました。
結果として新聞への掲載も果たすことができ、当社の新商品をより多くのお客様に知っていただくことができ非常にうれしく思います。今後も商工会に相談したいですし、色々力になってもらいたいと思っています。