新着情報
No.22-17 新商品のパッケージデザイン作成による販路開拓
事業内容
農業
従業員
0〜5名
支援分野
- 販路開拓
- 事業承継
- IT化
- BCP
- 設備投資
- 資金繰り
- 創業
- その他
強み・特長
事業者は、地元伊自良地区名産の「伊自良大実柿」、県内でも当園しか扱っていない「百目柿(富士柿の一種)」、美濃加茂市発祥の「堂上蜂屋柿」の3種類の干し柿を取り扱っている。
伊自良大実柿はいびつな形をしており、機械処理が難しいため、当園では全て手作業で皮をむき、均等な大きさにそろえているのが特徴。また、百目柿は他の柿と比較してひと際大きく、干し柿への加工が難しい。そこで当園では、天日干し後に、温度・湿度を調整した乾燥室で干すことで、中まで甘く仕上げている。経営者の理念のもと、ひとつひとつ丁寧に作られた、これらの商品は「箱入り干し柿」としてお歳暮等の贈答用としても重宝されている。
伊自良大実柿はいびつな形をしており、機械処理が難しいため、当園では全て手作業で皮をむき、均等な大きさにそろえているのが特徴。また、百目柿は他の柿と比較してひと際大きく、干し柿への加工が難しい。そこで当園では、天日干し後に、温度・湿度を調整した乾燥室で干すことで、中まで甘く仕上げている。経営者の理念のもと、ひとつひとつ丁寧に作られた、これらの商品は「箱入り干し柿」としてお歳暮等の贈答用としても重宝されている。
相談内容・課題
当園では、農園で収穫・加工した柿を店頭販売していたが、新型コロナの感染拡大により、来店客が減少していた。そこで、非対面での販路を開拓するため、自社でのネット販売を検討。
しかしながら、高品質な商品(干し柿)は当園の大きな強みである一方、実際に商品を手に取らないと、その良さが伝わりにくく、ネット販売では他社の商品に埋もれてしまう可能性があった。
しかしながら、高品質な商品(干し柿)は当園の大きな強みである一方、実際に商品を手に取らないと、その良さが伝わりにくく、ネット販売では他社の商品に埋もれてしまう可能性があった。
支援内容・活用した支援メニュー
●新商品開発およびパッケージデザインの作成(山県市活性化補助金の活用)
上記の課題解決のため、プロの業者にデザインを依頼し、新商品を開発した。開発には、同業他社との差別化を図ることを重要視した。そこで、従来ではお客様の好みに合わせて3種の干し柿を選定し箱詰めしていたが、新商品は「3種食べ比べセット」とした。
●自社ECサイトの構築(小規模事業者持続化補助金の活用)
「3種食べ比べセット」の内容やこだわりを伝えるため、商工会の支援のもと、自社ECサイト「かきくけ工房」を立ち上げた。
上記の課題解決のため、プロの業者にデザインを依頼し、新商品を開発した。開発には、同業他社との差別化を図ることを重要視した。そこで、従来ではお客様の好みに合わせて3種の干し柿を選定し箱詰めしていたが、新商品は「3種食べ比べセット」とした。
●自社ECサイトの構築(小規模事業者持続化補助金の活用)
「3種食べ比べセット」の内容やこだわりを伝えるため、商工会の支援のもと、自社ECサイト「かきくけ工房」を立ち上げた。
成果・改善効果など
今回の事業により、「伊自良の干し柿 3種食べ比べセット」を開発することができた。
箱の外観は高級感を出す「黒色」で色彩を統一。干し柿のパッケージデザインは、全世代に好まれるようパステル調にし、3種の違いが分かるように色味を工夫した。また、ECサイトの販売では、全国からの購入が見込まれるため、パッケージに「伊自良」「岐阜・山県」との文言を盛り込むことで、地元の特産であることをアピールできた。
現在、山県市のふるさと納税返礼品への登録を指導員と共に進めている。
箱の外観は高級感を出す「黒色」で色彩を統一。干し柿のパッケージデザインは、全世代に好まれるようパステル調にし、3種の違いが分かるように色味を工夫した。また、ECサイトの販売では、全国からの購入が見込まれるため、パッケージに「伊自良」「岐阜・山県」との文言を盛り込むことで、地元の特産であることをアピールできた。
現在、山県市のふるさと納税返礼品への登録を指導員と共に進めている。
事業者の声
今回、商工会への相談をきっかけに、補助金制度を活用して、私共の新たな商品「伊自良の干し柿 3種食べ比べセット」を開発することができました。当方はそうした補助金事業には不慣れでしたが、商工会の手厚いサポートがあり、非常にスムーズに進めることができました。伊自良の連柿は、地元での認知度が非常に高く、人気の地場産品ですが、これをさらに全国に広めていけるよう頑張ってまいります。