岐阜県商工会連合会

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No.22-22 当店自慢!自家製手作り商品の販売強化と販路開拓支援

事業内容

飲食業

従業員

0〜5名

支援分野

  • 販路開拓
  • 事業承継
  • IT化
  • BCP
  • 設備投資
  • 資金繰り
  • 創業
  • その他

強み・特長

・当店は千代保稲荷神社参道に店舗を構える。千代保稲荷神社への年間参拝客は約200万人。店舗前を徒歩で通過する参拝客数が非常に多い。
・当店の主力商品は千代保稲荷神社参道名物の串カツである。
・串カツ以外の商品も丼物、麺類、おでん、どて煮など多くを揃えている。
・当店の商品は全て自家製である。特にどて煮は時間をかけ作っており、当店の自信作である。
・店舗面積は他の競合する串カツ店に比べて広くゆっくりくつろげる内装空間となっている。

相談内容・課題

・当店は串カツが主力商品で売上の多くを占めるが、今後さらに成長していく為に新たな柱となる看板商品を開発する必要がある。そこで串カツに次ぐ人気商品のどて煮の販売を強化したい。
・店舗へ集客し飲食と串カツのテイクアウトの他にもどて煮をテイクアウト商品に加えたり、お客様の自宅へデリバリーするなど、新たな提供方法で販路を広げたい。
・東海地方では赤味噌を使ったどて煮は名古屋メシとして名古屋圏以外の人々に広く認知されている。当店が店舗を構える千代保稲荷神社参道商店街は多くの観光客が来場しており、どて煮は東海地方の名物商品として、お土産にピッタリである。当店自家製商品のどて煮を多くの人に届けたい。

 

支援内容・活用した支援メニュー

令和4年度アフターコロナ・チャレンジ事業者応援補助金(岐阜県版小規模事業者持続化補助金)の活用を支援
・真空包装機導入
どて煮を鮮度を保ったままテイクアウトやデリバリーする為に、真空包装機を導入し、当店のどて煮を真空パックした商品販売を行った。
・調理場の工事
既存の調理場をテイクアウトの作業場に改装し、衛星管理の一環として一般社団法人 岐阜県公衆衛生検査センターの認証を取得した。
・かわら版海津への掲載
海津市商工会の会員広報誌に掲載し、認知度向上を図った。

成果・改善効果など

・主力商品の串カツとは別に、売上の柱となる商品を確立できた。
・テイクアウトはこれまで串カツのみでであったが、どて煮を加え商品ラインナップに厚みを持たせることができた。
・商品を遠方のお客様に発送することができた。
・東海地方以外の観光客に、東海地方の名物で当店自家製商品をテイクアウトで家路についても楽しんでもらえた。

事業者の声

・コロナ禍で事業が行き詰る中、大きな設備投資を決断するのに大きな不安があった。商工会の支援で希望を見出すことができて、とても良かった。
・補助金については申請から実績報告書まで一貫して親切・丁寧なサポートを受けることができ、大変助かった。
・今後の展開として、ふるさと納税返礼品に登録できないか検討・思案中である。