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No.22-25 ランチを主軸とした事業展開とテイクアウト商品の開発

事業内容

飲食業(うなぎ、四季折々の食材を活かした料理)

従業員

0〜5名

支援分野

  • 販路開拓
  • 事業承継
  • IT化
  • BCP
  • 設備投資
  • 資金繰り
  • 創業
  • その他

強み・特長

当店は、うなぎ料理や見た目にもこだわった四季折々の料理を提供しており、厨房は現代表と、有名料亭で修業した板前2名の3人体制で切り盛りしている。料亭仕込みの料理人による目利き力で鮮度の良い食材を仕入れ、旬の食材を積極的に使用し、その季節に合わせた料理の提供や消費者からの細かい要望に応えた料理の提供が可能である。顧客から「量を少なめにしてほしい」「一品一品の質を上げて品数を増やしてほしい」といったお客様からの声にも柔軟に対応している。また、調理技術だけでなく繊細な盛り付けや使用する器など、魅せ方にもこだわっており、見た目でも楽しめる料理を提供できることが強みである。

相談内容・課題

コロナ禍の影響を踏まえ、今後を見据えた事業展開が必要。コロナ禍以降、売上の中心であった宴会や法事等は小規模化され、団体客は殆ど無い状況で、夜の来客も少ない。今後、送迎車両・水道光熱費等の維持費や人件費を考慮し、夜の営業(宴会含む)を辞め、ランチを主軸とした事業に切り替えていきたい。
ランチを主軸とするにあたって養老観光に訪れる町外又は県外の観光客を中心に顧客獲得を図っていきたい。また、ランチ以外にもテイクアウト商品の強化や、ふるさと納税を活用した新たなサービスも展開し、町外の顧客獲得につなげていきたい。
【課題】■町外、観光客をターゲットにした販促で新規顧客の獲得
    ■当店ならではのテイクアウト商品の開発
    ■ふるさと納税を活用した新たなサービスの検討と実施

支援内容・活用した支援メニュー

①ランチタイムの客数増加に向けた店内改装(国の持続化補助金の活用)
持続化補助金を活用し改装を行った。養老観光に訪れる町外又は県外の観光客で、少し贅沢で季節を感じられる食事を楽しみたい人や商談・打合せ、カップル等他の目を気にせず食事したい人向けに、これまで利用していなかった事務室を改装し、特別感のある個室席にした。また、1階の床の間を撤去し、席数を増やした。これにより、ランチ時に受入れ可能な顧客数を増加。

②新たなテイクアウト商品の開発と販売促進支援(養老町チャレンジ補助金の活用)
提供しているうなぎ料理で利用していない部分を有効活用した新たな商品「きざみうなぎ」を考案した。今まで商品として提供していなかった部位のため、比較的安価で販売が可能。冷凍保存で長持ちし、湯煎するだけですぐ食べられるため気軽に簡単にうなぎが食べられる商品。この「きざみうなぎ」を本格的に商品化できるよう、養老町のチャレンジ補助金を活用し、デザインの制作も行った。

③ふるさと納税を活用したサービスの実施支援(提案型支援を実施)
養老町のふるさと納税に個室でのランチサービスを提案。ふるさと納税専用の特別なランチコースを提供し、都心部に住む高所得者層や観光で来訪するカップル向けに実施。
 

成果・改善効果など

●ランチタイムの来店客数増加
店内改装にて新たに個室の設置及び座席数を増加したことで受入可能な客数が増え、機会ロスを減らすことができた。待ち時間も少なくなったことでこれまで少なかった会社勤めのお客様も見かけるようになり、ランチ時の来店客数が実施前と比較し約20%増加した。(※売上はコロナ禍前までには到達していない。)また、個室利用は完全予約制で単価も若干高めの専用コースを用意し、特別感のある食事には好評をいただいている。また土日祝日は殆ど予約が入っており、売上の底上げにも繋がっている。

●新たな商品「きざみうなぎ」の販売
家で気軽に本格的なうなぎを食べられる「きざみうなぎ」を商品化し単価1,000円で販売するに至った。ランチに来店された主婦層から、調理も簡単なお持ち帰りとしても人気で、徐々に認知度も上がってきている。キャンパーからも多数問い合わせを受けており、今後はキャンプ場にも販路を広げ、仮称「うなキャン」をPRしていきたい。

事業者の声

夜の営業を辞めて、ランチを主軸とした事業展開に大きな不安もありましたが、ランチタイムの強化に向け、補助金の提案やアドバイス等を受けながら実際に取り組めたことでやる気も増してきました。