岐阜県商工会連合会

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No.22-55 創業者の想いをカタチに 経営者としての「はじめの一歩」に寄り添う支援

事業内容

自家焙煎珈琲豆販売

従業員

0〜5名

支援分野

  • 販路開拓
  • 事業承継
  • IT化
  • BCP
  • 設備投資
  • 資金繰り
  • 創業
  • その他

強み・特長

無農薬、無化学肥料栽培、フェアトレードなどの、こだわりの品質の珈琲豆を自家焙煎し、販売している。事業主はコーヒーインストラクター2級の資格を保有し、自らが、高品質な珈琲豆を注文ごとに焙煎し、個々のお客様の好みに合わせた商品を提供できることが最大の強みである。
また、自社の成長と地域の発展を目指し、地域内の他業種の経営者とコラボ企画を発信し、地域経済の活性化も担っている。 

相談内容・課題

創業するにあたり、各種届出の方法、設備の導入に向けた資金融資など、個人事業主として、何からどのように取り組めばいいか教えてほしい。個人事業主として必要な知識の習得をしたい。
 

支援内容・活用した支援メニュー

①創業計画書の作成支援
 岐阜県商工会連合会広域推進課と連携し、ヒアリングを重ねながら、創業計画書を策定。

②創業セミナーの受講
 商工会主催の創業セミナー(全6回)に参加していただき、創業の心構えから、市場の分析、資金繰り、創業計画書の策定に必要な考え方など、幅広い知識を習得。
 
③専門家による創業個別相談会への参加
 創業セミナーで深めた知識をもとに、創業時の疑問や不安を解決。

④岐阜県創業支援資金制度を活用し、設備導入に向けた資金調達
 大型珈琲焙煎機導入のための資金調達を支援。

⑤会計ソフトの導入による税務・記帳支援
 青色申告に必要な記帳の方法を指導。

成果・改善効果など

①創業者、県連広域推進課、商工会指導員の3者によるヒアリング、面談を重ね、事業者の目指す事業のイメージを具体的にし、より実現可能な内容を計画書に落とし込むことができた。漠然と捉えていた事業の形を、根拠となる数字やデータをもとに明確な目標として策定することができた。
また、今後の事業展開を見据えた大型珈琲焙煎機導入に向けた融資の申し込み時には策定した創業計画書をもとに、金融機関や県保証協会との協議を大変スムーズに進めることができた。

②創業セミナーや個別相談会への参加により、事業者として必要な知識を幅広く学ぶことができた。また、創業セミナー参加者同士で交流することができ、相互に良い刺激となった。

③税務・記帳支援を創業当初から行うことで、財務状況を正しく把握し、計画の進捗を適正に管理する事が可能となり、継続的に経営改善をはかる事ができている。

事業者の声

商工会の主催する創業セミナーに参加したことと、創業計画書を面談しながら作成したことで、個人事業主として何をしていく必要があるのかを明確にし、事業をスムーズにスタートすることができた。自分で書くことは大変だったが、満足のできる創業計画書を完成させることができた。
今後も商工会での様々な支援メニューを活用し、地域を盛り上げられるよう事業を継続していきたい。