【相談内容】
令和2年以降、新型コロナウイルス等の影響でお客様にとってお洒落をしてお出かけをするような利用機会が減る等、固定客の利用頻度が減少傾向。
また、商圏内の市場動向としても、少子高齢化による人口減少が加速しており現状維持が困難となる見通しの為、新サービスとして脱毛サロンを始めることで新規顧客の獲得や客単価の向上・利用頻度向上を図っていきたい。
【現状の課題の整理】
①利用頻度&客単価の向上…昨今新型コロナウイルスの影響で固定客の利用頻度や客単価が減少しているため、利用機会を創出し利用頻度を向上させる取り組みが必要。
②新規顧客の獲得…地域内の10ｋｍ圏内（一次商圏）では高いシェアを有するが、周辺地域を含めた25ｋｍ圏内（二次商圏）のお客様は少ない。
近隣の競合店に無いサービスを導入することで二次商圏内において新規顧客獲得の伸びしろが見込める。

①商圏分析の実施…脱毛サロン（新サービス）の競合調査、商圏規模の想定、想定する顧客ニーズ等の市場動向調査を実施し、ターゲットとする市場を選定。
②経営計画の策定…脱毛エステサービスを導入することで、強みでもある顧客ニーズにオールマイティに対応する幅広いサービスと技術力を一層強し、一次商圏のお客様の更なる利用機会の創出や二次商圏の新規顧客獲得を促進していく旨の経営計画を策定。
③アフターコロナチャレンジ補助金の活用…脱毛機の導入に係る費用、脱毛サービスの広告宣伝に係る費用で補助金を活用。
④その他 販促の実行支援…新サービス導入に伴うGoogleマイビジネス等の活用提案。オーナー登録等の導入をサポート。

令和4年10月より脱毛サロンサービスの提供を開始。
新部門のサービス提供を開始したことで、一次商圏における固定客の方の利用頻度の向上、二次商圏における新規顧客の獲得を実現。
初回キャンペーン期間では、1か月間で30名以上の方に脱毛サービスを受けていただくことができ、好調なスタートを切ることができた。
3年後には売上比率30％を目標に、脱毛サロン部門を軌道に乗せ、更なる拡大に向け今後も取り組んでいく。

コロナの影響で売上が下がりスタッフにも休んでいただく日が多くなりました。スタッフはパートなので働いた分しか給料が出せずどう売り上げを上げようか？と迷っている時、担当の指導員さんから支援のお話をいただき、これは以前から思っていた脱毛サロンを挑戦する機会と捉え、思い切って事業計画を作りました。無事補助金の採択もいただき、よりお客様へ寄り添い綺麗になるお手伝いが出来る様にもなり嬉しくなりました。
エステルームを活用し、少しづつですが脱毛を利用するお客様も増えてスタッフに働いてもらう日も増えています。またカットと脱毛で次回の予約を取っていただくことが増えお客様の利用頻度も上がりました。
こういった支援があること、計画策定までのサポート、計画実行後のサポートまでしっかりとして下さり本当に感謝です。
今後も最初だけで終わらず長くお客様に寄り添える仕事をしていきたいと思っています。これからもよろしくお願い致します。