岐阜県商工会連合会

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事業者・創業者の皆様へ

担担麺専門店からの経営多角化と新たな第一歩

事業内容

担担麺専門店(Hino担担麺kokuu)、アジアンカフェ(mille_cha)

従業員

0〜5名

支援分野

  • 販路開拓
  • 事業承継
  • IT化
  • BCP
  • 設備投資
  • 資金繰り
  • 創業
  • その他

強み・特長

・胡麻と辛さと痺れが絶妙なバランスでおいしいと評判の担担麺を提供しており、リピーターが多数来店する。
・辛さは0~5辛まで選ぶことができ、辛味が苦手な方でも楽しめる味付けを提供する。
・担担麺好きが楽しめる期間限定メニューを提供しており、リピート率が高い。
・ラーメン専門誌や観光雑誌の取材を受けており、新規来店客も多数来店する。

相談内容・課題

①kokuuの売上減少
コロナ禍のため夜の営業を停止したことで、売上が前年同月比で最大51%減少してしまった。昼営業に注力しているがコロナ禍以前の売上確保ができていない。
②経営の見直し・再確認
コロナ禍により営業ができないため、空き時間ができてしまった。この時間を活用して、これまでの事業や、やりたいことを再確認したい。

支援内容・活用した支援メニュー

①アジアンカフェ「mille_cha」のオープン【事業再構築補助金の活用】
事業主が以前から営業を希望していたカフェをオープンした。喫茶業界はコロナ禍で伸び悩む飲食業界のうち影響が少なく回復も早いとの調査があり、事業主の商品開発力を活用することができる業態のため、事業再構築補助金を活用して2023年1月オープンした。
②初めて金融機関からの借入【マル経融資の活用】
「mille_cha」のオープンに必要な資金の獲得に向けて、マル経融資を活用した。事業主は金融機関からの借入が初めてであったため、公庫担当者と直接面談の機会を設け、制度を理解して頂きつつ、事業主の不安解消を図った。
③新型コロナ収束を見越した「Hino担担麺kokuu」の広告宣伝【持続化補助金の活用】
コロナ禍明けによる外出ニーズの向上と健康意識の向上を見越し、新メニュー「米粉麺」の開発と米粉麺を使用した担担麺について持続化補助金を活用し、雑誌「大人の名古屋」へ掲載した。

成果・改善効果など

①「mille_cha」のオープン
初めての融資と事業再構築補助金を活用したカフェ「mille_cha」をオープンした。
従業員を5名採用し、2店舗経営を開始している。
従業員は近隣の主婦に活躍して頂き、従業員の働きやすい平日に営業している。
土日祝日にはワークショップを開催し、「Hino担担麺kokuu」とは異なる客層を獲得している。
地元メディアにも取り上げて頂き、岐阜チャン・岐阜新聞・CCNの取材を受けた。
②「Hino担担麺kokuu」最高月商100万円達成
広告宣伝を積極的に実施した結果、これまでの最高月商を17%上回る100万円を達成した。

事業者の声

今回、業態の異なる2号店のオープンに向けて初めて融資を受け、初めてスタッフを雇用し、初めて大きな補助金を活用しました。初めて尽くしでしたが事業計画を策定して進めたことで、致命的な失敗も無く計画を進めることができました。経営計画の必要性を実感しています。今後も、更なる事業の拡大を図りたいと考えていますので、商工会さんを頼らせて頂きたいです。