新着情報
Microsoft OneDriveを使用した資金繰りの見える化と経営会議の運営支援
事業内容
工業製品へのスクリーン印刷
従業員
6〜10名
支援分野
- 販路開拓
- 事業承継
- IT化
- BCP
- 設備投資
- 資金繰り
- 創業
- その他

強み・特長
製品の材質、計上、大きさを問わず様々な印刷面に対してスクリーン印刷加工を行う。スクリーン印刷のほか、フラット式インクジェット印刷機、コロナ放電処理機を保有。顧客の様々な印刷ニーズにこたえている。
相談内容・課題
第一工場ではスクリーン印刷、第二工場では食品関係の受注製造を行っていたが、関連商品の需要減少により、発注元が事業の縮小を決定。製造の受注が無くなり、第二工場を閉鎖した。第二工場閉鎖で総売上高は半減することになった。工場閉鎖にかかる手続きと今後の経営計画案、かねてより資金繰りに不安がある財務体質であったことから、商工会に相談があった。業務多忙により社長、取締役2名との間で情報共有が取れていないことも課題とされた。
支援内容・活用した支援メニュー
①資金繰り表の作成
第二工場の閉鎖により急速に資金繰りが悪化することが予想されたことから、詳細な資金繰り表の作成を支援した。資金繰り表の作成にあたって、Microsoft OneDriveを使用して、常に事業者と最新状態の資金繰り表を共有・作成できるようにした。これにより常時ステークホルダーが最新の資金繰り表を確認できるようになった。
②経営会議の定期開催支援
資金繰り支援にあたりメインバンクであった八幡信用金庫担当者を招へいしての経営計画策定会議を提案した。
同社は営業、製造開発業務を社長、財務・事務管理を取締役、製造現場管理を取締役が管理していたが、業務多忙により十分な情報共有・意思疎通が行われていないことも課題であったことから、毎月1回の経営会議を開催し、3人の役員の情報交換の場とした。
③販路開拓支援
第二工場閉鎖で失った売上高に代わる新たな取引先・業務を開拓するため、営業活動ツールの作成と、企業展示会への出展支援を行った。
第二工場の閉鎖により急速に資金繰りが悪化することが予想されたことから、詳細な資金繰り表の作成を支援した。資金繰り表の作成にあたって、Microsoft OneDriveを使用して、常に事業者と最新状態の資金繰り表を共有・作成できるようにした。これにより常時ステークホルダーが最新の資金繰り表を確認できるようになった。
②経営会議の定期開催支援
資金繰り支援にあたりメインバンクであった八幡信用金庫担当者を招へいしての経営計画策定会議を提案した。
同社は営業、製造開発業務を社長、財務・事務管理を取締役、製造現場管理を取締役が管理していたが、業務多忙により十分な情報共有・意思疎通が行われていないことも課題であったことから、毎月1回の経営会議を開催し、3人の役員の情報交換の場とした。
③販路開拓支援
第二工場閉鎖で失った売上高に代わる新たな取引先・業務を開拓するため、営業活動ツールの作成と、企業展示会への出展支援を行った。
成果・改善効果など
①資金繰りの見える化
財務体質に課題を抱えていたが、1円単位まで資金繰りを管理したことで収入と支出について、役員一同はもとよりメインバンク担当者らとも詳細に把握・情報共有化することができるようになった。短期~中期での資金繰り予測が可能となったため、資金ショートの可能性に早期の対策を検討できるようになった。
②経営会議による情報と課題の共有
資金繰り及び営業報告と各役員間の情報共有により、分断していた経営資源の共有を目指した。今後も経営会議を継続し、役員3者で経営課題に向かっていけるようになった。
③販路開拓支援により自社ブランド立ち上げと企業展示会初出展
新たな取引先を獲得する営業活動を始める必要があったが、営業活動ツールを持っていなかった。そこで、営業相手に自社の技術・商品を提案できる営業ツールとして新ブランド「シシラボ」を立ち上げ、自社商品を制作。郡上市商工会が行う「メッセナゴヤ2023」出展支援事業を活用して、初めて企業展示会への出展を行った。
財務体質に課題を抱えていたが、1円単位まで資金繰りを管理したことで収入と支出について、役員一同はもとよりメインバンク担当者らとも詳細に把握・情報共有化することができるようになった。短期~中期での資金繰り予測が可能となったため、資金ショートの可能性に早期の対策を検討できるようになった。
②経営会議による情報と課題の共有
資金繰り及び営業報告と各役員間の情報共有により、分断していた経営資源の共有を目指した。今後も経営会議を継続し、役員3者で経営課題に向かっていけるようになった。
③販路開拓支援により自社ブランド立ち上げと企業展示会初出展
新たな取引先を獲得する営業活動を始める必要があったが、営業活動ツールを持っていなかった。そこで、営業相手に自社の技術・商品を提案できる営業ツールとして新ブランド「シシラボ」を立ち上げ、自社商品を制作。郡上市商工会が行う「メッセナゴヤ2023」出展支援事業を活用して、初めて企業展示会への出展を行った。
事業者の声
これからも経営会議を定期的に行い、情報共有に務め堅実な経営に務めたい。財務管理を徹底して、守りの経営から攻めの経営へ転じられるよう業務にあたっていく。