No.22-13 第二創業である飲食店経営支援と事業見直しについて
事業内容
事務用品販売、指定ゴミ袋の販売等
従業員
0〜5名
支援分野
- 販路開拓
- 事業承継
- IT化
- BCP
- 設備投資
- 資金繰り
- 創業
- その他
強み・特長
元岐阜県外郭団体職員。前職で培った情報網や入札手続きを行える強みを活かし、近隣地方公共団体の指定ゴミ袋の販売を行っている。また、父親から家業である事務用品・事務機の販売の仕事も少しずつ引き継いでいる。それ以外にアパート経営、デザイン・印刷業、ドローンの空撮・販売など事業内容が多岐にわたっている。
父親から引継いでいる家業の事務用品・事務機の販売は年々減少傾向である。
指定ゴミ袋の販売は、取引相手が地方公共団体ということもあり事業のリスクは低いものの、入札で落札した事業であることから、収益性が高い事業ではない。
父親から引継いでいる家業の事務用品・事務機の販売は年々減少傾向である。
指定ゴミ袋の販売は、取引相手が地方公共団体ということもあり事業のリスクは低いものの、入札で落札した事業であることから、収益性が高い事業ではない。
相談内容・課題
指定ゴミ袋事業は収益性が低い。また、父親から引継いでいる事務用品・事務機事業もじり貧傾向であり、新たな事業(第二創業)が必要であると感じていた。
コロナの緊急事態宣言やまん延防止の影響により、事務用品販売先や市役所等から「事務所までおにぎりやお弁当を配達してくれるなら、継続的に発注したい。」という声が多く、テイクアウト・お弁当のニーズが
高まっていたこと、娘さんがアルバイトで美味しいおにぎりの技術を身に付けたことから、テイクアウト・お弁当を中心とした飲食店を出店し、事務用品・事務機事業に代わる新たな中核事業とする方針となった
コロナの緊急事態宣言やまん延防止の影響により、事務用品販売先や市役所等から「事務所までおにぎりやお弁当を配達してくれるなら、継続的に発注したい。」という声が多く、テイクアウト・お弁当のニーズが
高まっていたこと、娘さんがアルバイトで美味しいおにぎりの技術を身に付けたことから、テイクアウト・お弁当を中心とした飲食店を出店し、事務用品・事務機事業に代わる新たな中核事業とする方針となった
支援内容・活用した支援メニュー
①「瑞穂市中小企業・小規模事業者活性化補助金」の活用
「瑞穂市中小企業・小規模事業者活性化補助金」を活用して、保有しているアパートの一室を改修し、テイクアウト・お弁当を中心とした飲食店への改修、看板作成、施設予約アプリの導入を支援した。
②中小企業診断士によるテイクアウト・お弁当を中心とした飲食店事業の販路開拓方法の設定
「スーパーバイザー派遣事業」を活用して事業について分析を行った。市役所や地方公共団体施設等への宅配などの効果により、売上高月商70万円台までは売上高を伸ばすことができたものの、売上高月商100万円の達成に向けた販路開拓方法を設定した。
③既存の複数多岐にわたる事業の見直し
「スーパーバイザー派遣事業」を活用して、事務用品・事務機事業に代わる事業を見つけるため、様々な事業を始めてはいるが、どの事業も中途半端なままになっており、撤退ラインの設定をした。
「瑞穂市中小企業・小規模事業者活性化補助金」を活用して、保有しているアパートの一室を改修し、テイクアウト・お弁当を中心とした飲食店への改修、看板作成、施設予約アプリの導入を支援した。
②中小企業診断士によるテイクアウト・お弁当を中心とした飲食店事業の販路開拓方法の設定
「スーパーバイザー派遣事業」を活用して事業について分析を行った。市役所や地方公共団体施設等への宅配などの効果により、売上高月商70万円台までは売上高を伸ばすことができたものの、売上高月商100万円の達成に向けた販路開拓方法を設定した。
③既存の複数多岐にわたる事業の見直し
「スーパーバイザー派遣事業」を活用して、事務用品・事務機事業に代わる事業を見つけるため、様々な事業を始めてはいるが、どの事業も中途半端なままになっており、撤退ラインの設定をした。
成果・改善効果など
①夕飯のおかず・晩酌のおつまみ需要の開拓
瑞穂市中小企業・小規模事業者持続化補助金の活用により、おにぎりとお弁当の店舗を構えることができた。駄菓子なども置き子供たちが通うようになり、子供たちの母親も来店するようになった。若い母親たちが作るのをためらう揚げ物などを午後から販売することで、もう一品&客単価アップにつながる提案を行った。
②工数見積りを行い、撤退ラインを設定
事業主も把握しきれていない多数ある事業について工数見積りを行い、残す事業と撤退する事業をしっかり分けることで、今後の成長が期待される。
瑞穂市中小企業・小規模事業者持続化補助金の活用により、おにぎりとお弁当の店舗を構えることができた。駄菓子なども置き子供たちが通うようになり、子供たちの母親も来店するようになった。若い母親たちが作るのをためらう揚げ物などを午後から販売することで、もう一品&客単価アップにつながる提案を行った。
②工数見積りを行い、撤退ラインを設定
事業主も把握しきれていない多数ある事業について工数見積りを行い、残す事業と撤退する事業をしっかり分けることで、今後の成長が期待される。
事業者の声
父親から家業である事務用品・事務機事業を引き継いだものの、このままでは危ないと思い、儲かると思う事業は何でも手を出してきた。自分でも収拾がつかなくなってきているのは分かっていたが、改めてアドバイス頂く事で事業を絞り、テイクアウト・お弁当を中心とした飲食店事業を新しい中核事業に育てられるよう頑張っていきたいし、それに向けたアドバイスを引き続きお願いしたい。