八百津町商工会

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事業者・創業者の皆様へ

事業者名 有限会社礎

取組内容
1.事業概要と背景
当社は一般顧客向けにペット複合サービス(トリミングサロン、ペットホテル等)を提供しております。現在、以下の経営課題を抱えており、これらを解消すべく「新たな働く環境づくり」への取り組みを実施いたしました。

2.現状の課題
人材確保の困難性:専門性が高く、スキルのある人材の確保が難しい。
業務の属人化:特定のスタッフに業務負担が偏り、組織的な対応が困難。
柔軟性の欠如:勤務時間やシフトの融通が利きにくく、離職リスクがある。
運営上の不安:夜間不在時の管理体制や緊急時対応への不安。

3.具体的な取組内容
①業務マニュアルの整備と分業化の推進
業務の可視化:全スタッフが共通の基準で対応できるよう、実務データの収集と標準マニュアルの整備を実施。
職能別分業体制の構築:専門スキルが不要な業務を切り出し、未経験者や短時間勤務者でも参画しやすい「分業制(犬・猫の世話、受付、清掃等)」を導入。
②業務の標準化による平準化の実現
補助業務への人員配置: 新規採用者(短時間勤務者)を補助業務に配置し、メインスタッフの業務負荷を軽減。
業務フローの刷新:一人のスタッフが過度な複数業務を担わずに済むよう、分担しやすいワークフローを導入。
③多様なライフスタイルに対応する柔軟な勤務形態
マイクロワークの導入:子育て世代や主婦(夫)層など、短時間から働ける「マイクロワーク」制度を導入。
柔軟なシフト管理:希望休や時短勤務を優先的に反映できる管理体制を構築し、スタッフへ周知。
取組の効果・成果
業務内容・勤務時間・勤務形態を明確に区分(構造化)したことにより、以下の成果を得ることができました。

■職務の細分化と柔軟なワークスタイルの確立
業務を細分化したことで、個々のスキルや生活背景に応じた役割分担が可能となりました。
早朝・夕方ワーク:猫の世話や清掃など、短時間・高頻度の出勤形態。
昼ワーク:接客・世話・事務補助など、出勤と在宅のハイブリッド運用。
SNS・広報フリー枠:SNS投稿や広報記事作成など、場所や時間に縛られない業務の創出。

■ 主な成果
採用力の強化と定着率の向上:早朝や夕方のみ、あるいは在宅といった選択肢が増えたことで、家事・育児・介護と両立しやすい環境が整えることができた。
スタッフの安心感の醸成:既存スタッフに対しても、ライフスタイルの変化に合わせた働き方が可能であることを周知でき、将来への不安を払拭できた。
組織の継続性確保:業界特性として多い「結婚・出産による離職」に対し、マニュアル化と柔軟な体制構築によって、キャリアを継続できる土壌を整えることができた。
  • 事業者名
  • /有限会社礎
  • 事業所在地
  • /岐阜県羽島市
  • 従業員数
  • /0〜5名
  • 支援機関
  • /羽島商工会議所