八百津町商工会

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事業者・創業者の皆様へ

事業者名 JIRO COFFEE

取組内容
当店では、自家焙煎コーヒーの包装作業を手作業で行っている。そのため、多くの時間を割かれ、製造効率が悪いことが問題であった。特に繁忙期には睡眠時間を削りながらの作業となり、今後長く商売を続けるためにも、店主以外でもできる作業の単純化と短時間での大量製造ができるしくみが必要であった。
そこで、当事業所では、これまで店主が行っていたドリップバッグ製造および包装作業について、小型ドリップバッグ包装機の導入と作業工程の見直しを行い、誰もが安心して従事でき、安定的に供給できる体制をつくる新たな働く環境づくりをするため、以下の取組を実施した。

①小型ドリップバッグ包装機の導入による作業効率の改善
従来は手作業で行っていたドリップバッグの中袋充填・シール工程について、小型ドリップバッグ包装機を導入した。
これにより、粉砕後のコーヒー粉を一定量ずつ自動で充填・包装することが可能となり、作業時間の短縮と品質の安定化を実現した。また、機械操作は簡易であり、専門的な知識や経験を必要としない作業工程へと改善した。
②手作業部分の整理およびマニュアル整備による就労機会の拡大
生豆の選別、焙煎後の冷却、粉砕後の計量・投入、包装後の検品・外袋封入といった各工程を細分化し、体力的負担の少ない単純作業として切り出した。併せて、写真付きの作業マニュアルを作成し、作業手順や注意点を明確化することで、未経験者や作業初日の方でも対応可能な就業環境を整備した。
③勤務時間や働き方に応じた柔軟なシフト制度の導入
子育てや家庭事情等により長時間勤務が難しい方でも働けるよう、1日数時間から勤務可能なシフト制度を導入し、短時間・超短時間勤務にも対応できる体制を整えた。
④定期的なスキルアップ研修およびコミュニケーションの場の提供
作業品質の維持と安全確保を目的として、定期的に作業手順の確認や簡易研修を計画している。1週間に一度「カッピング」を実施し、コーヒーの品質管理をスタッフ含めた全員で行う。また、全員で意見交換(新商品開発の提案)を行う場を設けることで、不安や疑問を解消し、より働きやすい職場環境づくりを準備している。
取組の効果・成果
機械導入により、これまで店主のみが対応していた手作業工程が、誰でも対応可能な単純作業へと変わった。その結果、未経験者や短時間勤務者でも作業に従事できるようになり、超短時間労働であっても業務を切り出して任せることが可能となった。

[1]作業マニュアル整備による効果
写真付きマニュアルを作成したことで、作業初日の方でも手順を確認しながら作業を行うことができ、教育にかかる時間の短縮と作業ミスの軽減につながった。また、担当者による教え方の差がなくなり、作業品質の均一化にも寄与している。
[2]柔軟なシフト制度導入による効果
勤務時間の選択肢を増やしたことで、家庭や育児と両立しながら働きたい方の受け入れが可能となり、多様な人材が働ける環境づくりにつながった。これにより、繁忙期・閑散期に応じた人員配置がしやすくなった。
[3]研修およびコミュニケーションの場の効果
定期的な作業確認や情報共有を行うことで、スタッフの作業理解度が向上し、不安なく業務に取り組める環境を準備した。これにより、職場への安心感が高まり、今後の雇用をした際に定着率向上が期待できる。
  • 事業者名
  • /JIRO COFFEE
  • 事業所在地
  • /岐阜県高山市
  • 従業員数
  • /0〜5名
  • 支援機関
  • /高山商工会議所