萩原町商工会

  • 文字サイズ
  • 背景色

事業者・創業者の皆様へ

事業者名 ばんざい弁当

取組内容
1.現状の課題
弁当の製造工程において、調理したおかずやご飯を弁当容器に詰めていく作業は主に高齢の従業員(パートタイマー)が担当している。大量に調理しているためおかずやご飯が入っている鍋・ボウルはかなりの重量がある。そのため手首に痛みが生じたり不安定さから利き手で色々触ってしまったり(食中毒が発生するリスクが高くなる)、重さに気を取られてしまうことによる品質低下(盛り付けの綺麗さや量の変動)が多々ある。また、今後もし調理機器を落下させるようなことがあれば、食品ロスや怪我につながる危険性も高いと考えている。したがって、高齢の従業員の作業環境を整備することで、従業員一人一人の働きやすさにつながるうえ、廃棄率・破損率の低下も図ることができる。
2.具体的な取組内容
上記の課題を解決するため移動調理作業台を新たに2台導入した。11月10日に納品され、その後実際に使用した。おかずやご飯が入った鍋・ボウルを移動調理作業台に置き、利き手で盛り付けする際に反対の手が自由に使えるようになった。
取組の効果・成果
高齢の従業員(パートタイマー)に移動調理作業台を実際に使用してもらったところ、作業台無しの状態と比べて格段に作業効率が上がった。また、移動調理作業台の余白スペースに計量器を配置することで、目分量ではなくグラム単位で正確に一定量を容器に詰めることが可能になった。従業員各自のスキルや献立メニューによらず誰が作業しても同じ盛り付けになるよう、マニュアル作成に着手する予定である。
作業台なしでの盛り付け作業は身体への負担が大きく、献立メニューやリクエストに応じて盛り付けの分量を変えなければならないという複雑さもあり、雇用面では離職率が高いという問題があった。また、全国的に人手不足が続き、求人を出してもなかなか応募がないといった現状もある。今回の取り組みを機に、従業員の負担軽減・作業効率アップを実現できたため、長く続けてくれるパートタイマーが増えると見込んでいる。
今後は一人あたりの労働時間を4時間/日にしていたところを、2人で2時間/日にすることで、家庭の都合等で短時間での勤務を希望する方の雇用を増やし、人手不足解消・生産数量増加を実現していきたい。
  • 事業者名
  • /ばんざい弁当
  • 事業所在地
  • /岐阜県岐阜市
  • 従業員数
  • /6〜10名
  • 支援機関
  • /岐阜商工会議所