七宗町商工会

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事業者・創業者の皆様へ

独自カリキュラムを通じて、子どもたちの自主性が高められる学童スクール

事業内容

放課後学童スクール

従業員

0〜5名

支援分野

  • 販路開拓
  • 事業承継
  • IT化
  • BCP
  • 設備投資
  • 資金繰り
  • 創業
  • その他

強み・特長

「学びが好きな子どもを育てられる環境を作りたい」「心と体の健康を守れる食育を行いたい」思いを創業の動機として令和4年9月に放課後学童スクールを設立。「人をハッピーにするお弁当作り」「お金について知ろう(投資信託)」など、他の学童では経験することができない独自カリキュラムを提供しており、実際に入所している児童や保護者からカリキュラムについて高評価をいただいている。

相談内容・課題

・創業間もないため、認知度が低いが何から始めれば良いのか分からない
民間学童として設立したが、「塾なのか」「何をしているのかよく分からない」といった声を地元住民からきいている。
プレイベントや体験プログラムを定期的に開催することで周知を図りたいと考えてるが、なかなか成果に繋がらない。
また、やりたいことはたくさんあるが、何から手をつければ良いのか分からない。
・なかなか売上に繋がらず、今後の運営に不安がある
事業を始めて数か月が経つが、売上に対しコストがかかっており赤字が続いている。
現状を打破する方法は何かないか、コスト面や運営形態について見直せるところはどこかあるのか。

支援内容・活用した支援メニュー

①現在の運営状況の確認と競合分析
現在入所している児童はどういったきっかけで入所しているのか、何人在籍しているか、週の利用回数などヒアリングを行い、現在の利用者の利用目的について情報共有した。また、同様のサービスを提供している民間学童について調査し、他の民間学童のカリキュラム、販促について情報を提供した。 
②ペルソナを活用した顧客の設定
実際利用する児童の保護者はどういったサービスを求めるのか、利用者について具体的なイメージを固めるため、ペルソナを利用した顧客の想定を行った。
③今後の経営方針と具体的な目標を設定
3年間で損益分岐点売上高に到達することを目標とし、日延べ15人の児童数確保を目標とした。また、商圏範囲を見直し、町内の小学校だけでなく近隣の小学校にもチラシを配布し当社の認知度UPを図った。
④売上目標を達成するためのアクションプランの整理
現在当社が最も尽力すべき点は何かを考慮し、フレームワークを活用したボトルネックの分析を行った。認知度が低い原因として、当社のカリキュラムは写真や文章ではなかなか伝わりにくいことが判明したため、PR動画の作成を提案した。

成果・改善効果など

競合分析、運営状況について確認することで、在籍する児童の保護者が期待している利用目的について把握することが出来た。当社のカリキュラムについては想定以上の高評価を得ており、体験プログラムに参加した児童の入所率が高いことから、当社は児童・保護者が興味を持つ関心が高いプログラムを提供できているのだと実感することが出来た。
また、民間学童の利用を検討している潜在顧客について、ペルソナを設定することでより潜在顧客のニーズに近いプログラム内容、運営体制を構築しようと考えることが出来た。
現在は、より当社のサービスについて分かりやすい情報を提供すべく、PR動画の作成を行っている。今後も商工会と協力して事業者支援を行っていく。

事業者の声

創業し、販促を行うもなかなか売上に結び付かない状態で、何から始めれば良いのか分からず漠然とした不安や焦りがありましたが、商工会に相談することで客観的な視点で意見をいただくことが出来ました。
今後も不安なことがあったら商工会に相談したいと思います。