白川町商工会

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事業者・創業者の皆様へ

商工会の支援実例

  • 「サッと溶ける粉砕茶」の新商品開発と販路開拓への取組

    相談者

    【代 表】鈴村 慶宏 氏
    【業 種】茶製品企画製造卸売業
    【概 要】2017年羽島郡岐南町にて創業。茶の企画、販売を主業務としている。
    生産者から茶を仕入れ、ニーズに合わせた商品開発を手掛けている。全国の茶産地のJAとタイアップし、コラボ商品を開発など生産者ニーズと顧客ニーズを探り、新商品を生み出している。
    【主力取扱品目】日本茶、健康茶、麦茶、インスタント茶、粉末茶

    相談内容

    【相談内容】新商品の開発と、給茶機メーカー及び新規顧客獲得への営業活動の強化 【課 題】 ①試作品研究開発費の捻出と財務状況の改善  創業間もないこともあり、売上は順調に伸びてきているものの、財務状況は利益改善の必要がある。 ②新規開発商品の営業活動強化  訴求力のある情報発信強化を行っておらず、また展示会に出展しても新商品に関する販促物がない状態であった。
  • 新型コロナウイルス感染症拡大対策に対応した「学童保育所開設」

    相談者

    【代表】 小山 圭介 氏 柔道整復師 NSCA認定トレーナー 介護支援専門員(ケアマネージャー)
    【創業】 2018年1月 接骨院開院 2019年4月 フォレスト・キッズ・アカデミー開業
    【従業員】1名
    【事業内容】接骨院及び民間学童保育所、学習塾並びに運動教室等
    【事業概要】
    公的学童保育所があるものの定員オーバーのため施設に入所できない子供が多く、共働き世帯の子供に対するサポート環境が充実していないため、当施設は共働き世帯の子供に対して、送迎付き民間学童保育所を設立し運動並びに勉強を教えることで健全な教育サポートを行っていく。

     

    相談内容

    経営課題小規模事業者持続化補助金を活用することで「民間学童保育所」の認知度が向上しつつあるが、売上高・利益額においては目標値に達していない状況にあるため、補助事業終了後も継続的に新規顧客獲得に向けた取り組みが必要である。 相談内容新型コロナウイルス感染症拡大対策のため、全国すべての小中学校や高校などが臨時休校となったことを「事業機会」と捉え、「民間学童保育所」のPRを更に強化したいとの相談が寄せられた。
  • 誠心誠意を尽くす企業体質の存続を目指した事業承継

    相談者

    【企業概要】代表取締役会長 政幸氏(67才)
    代表取締役社長 政秀氏(45才)
    代表取締役専務 浩志氏(43才)
    【沿  革】創業:昭和30年 法人成り 昭和36年6月
    【事業内容】業種:特定建設業 従業員27名
    先代の頃は、経営難により資金調達に苦慮する時期もあったが、現在では地域屈指の完成工事高を誇る会社に成長。

    相談内容

    相談の経緯 地元でたまたま立ち寄ったコンビニのレジで、会長の政幸さんより代表取締役の職は息子に譲ったが株式については現在も大部分を自分が保有している。今後、二人の息子に贈与するとしても多額の納税問題が生じてくることが予想されるので、何か良い方法がないものかといった相談であった。 実際、商工会では、事業承継支援事業などの施策の案内は、商工会独自のチラシや商工ニュースなどで周知はしていたが、事業者にしてみれば、見たことや聞いたことはあるにしても個別に説明をしてもらわなければ理解出来ないといった現状であった。
  • 創業計画に基づく事業展開支援とフォローアップ

    相談者

    【代表】大村綾乃氏(和臣氏)
    【創業】平成30年4月 【従業員】専従者1名、季節アルバイト若干名
    【事業内容】管理釣り場
    【強み・特徴】
    「霊峰位山」山麓の森の中で清流宮川のせせらぎのほとりに位置する、自然豊かな環境の「管理釣り場」を経営。高山市街地からも車で約20分と近い。水量が豊富で水温が低く、夏場でも魚のコンディションがよい状態で経営ができる。
    それにより北陸や中京圏の各地から、時間をかけて来場するリピーターも多い。

    相談内容

    【支援のきっかけ】 創業資金調達の相談を地元金融機関にしていたが、計画のブラッシュアップを商工会にしたらどうかとアドバイスを受け、高山西商工会を訪問された。開業当時和臣氏は市内企業に勤務しており、奥さんを事業主として開業した。静岡県出身の和臣氏であるが当地の自然環境が気に入り20年前に移住した。スポーツフィッシングの高度な技術を持ち、施設での勤務経験もあることから、養鯉場跡地を利用した「管理釣り場」を開業する計画を立てた。 【支援課題】 ①創業計画(収支計画・返済計画)の検証 ②アウトドアスポーツの実態把握と今後の動向予想 ③創業計画に基づいた販路開拓支援 ④付帯事業拡大計画とトイレ整備の投資計画の実施時期の設定
  • 独自製法米麹の高酵素を活かす甘酒の新商品開発

    相談者

    【代表】北原 正美氏 【後継者】北原 丈士氏

    【創業】明治40年~ 【従業員】2名

    【強み・特長】

    米麹の熟成工程において独自製法を確立し、一般的な米麹と比べ酵素量が多い点が特長である。近年は、健康ブームによって麹の持つ栄養素に注目が集まり、需要が増加傾向にある中で、後継者を中心に新商品開発・販路開拓に積極的に取り組んでいる。

    相談内容

    相談内容発酵食品の拡大に伴う新商品開発を検討 H31年2月に中津川北商工会で開催した『東濃地区バイヤーニーズ商談会』への参加が契機。米麹も取引成立に繋がったが、商談の中で、試作中の甘酒の話題をだすと、多数のバイヤーが「完成したら是非取引させてほしい。」といった要望が多かった。そこに後継者が商機を感じ、商品化に向けて支援が開始された。 課題独自製法米麹の良さを活かす甘酒の実現と量産体制の確立 ①高い酵素がデンプンと均一的に結合するための製造プロセスの確立 最大の問題は米麹の高酵素を損なうことなくデンプンと均一に結合させるところにある。原因を分析したところ、現状の手作業では攪拌の回数・時間にムラが生じ、それが結合のムラに繋がっていることが判明。攪拌作業の安定化が必要不可欠であった。 ②需要に見合った生産体制の確立 従来の米麹製造もあり、稼働初期は後継者だけで製造しなければならず、1日あたり5kgの生産が限界。生産量拡大のための量産体制の確立が必要不可欠であった。