大野町商工会

①店舗の認知度向上を図りたい。（R3年度）
地域での認知度がまだまだ低いため、補助金を活用した事業所のPRを行いたいとの相談があった。
②新規事業としてカーシェア事業を実施したい。（R4年度）
既存のレンタカー事業は、営業時間が限られていること、貸渡業務をするために人手が必要になることが課題となっており、この課題を解決するためにカーシェア事業を新たに始めたいとの相談があった。
③整備の内製化を図るための設備導入を行いたい。（R5年度）
現状は自社で整備ができる環境が整っておらず、提携工場に外注している。しかし、近年は外注費も増加しているため、整備の内製化を図り、外注費の削減と顧客サービスの向上につなげたいとの相談があった。

・各種補助金の活用支援を行った。
①HPの作成、看板の設置（小規模事業者持続化補助金）
②カーシェアリングシステムの導入（小規模事業者持続化補助金 低感染リスク型ビジネス枠）
③整備内製化のための設備導入（岐阜県小規模事業者持続化補助金）
上記のような補助金を活用した取組の支援を実施した。経営計画書の作成に当たっては、顧客ニーズと市場動向の情報提供や事業者からのヒアリングを通じて当社の強みを計画書へ落とし込む作業を行った。補助事業の実施支援においては、事業実施後の効果検証に至るまでのフォローを行った。補助事業期間終了後も継続して現状の確認を実施。

①事業所の認知度向上
ホームページ作成と看板の設置を行い、事業所の認知度向上につながった。ホームページは完成後１か月間で500件以上のアクセスを獲得した。現在も運用を続けており、事業所のPRにつながっている。
②カーシェアサービスの実施
補助金を活用し、カーシェアリングシステムの導入やチラシの作成ポスティング等を実施することで、カーシェアサービスを新規事業として始めることができた。サービス開始後の「レンタカー部門（カーシェア含む）」の売上高は対前年比200％以上を達成。
③機械設備導入による整備内製化の実現
これまで外注していた整備を内製化することにより外注費の増加を抑えることができるようになった。また、自社で整備を行うため車両お預かりから整備完了までにかかる時間を短縮することができ、顧客サービスの向上にもつながった。

創業後の事業所認知度向上から新規事業の開始に至るまで、補助金活用に向けた相談を商工会で行いました。経営計画書作成についてアドバイスをもらうことで、補助金の採択につながりました。また、補助事業実施のフォローまでしていただき、無事に事業を完了することができました。今後もよろしくお願いいたします。