関ケ原町商工会

  • 文字サイズ
  • 背景色

事業者・創業者の皆様へ

支援実績・実例のご紹介

  • 養老特産ブランド認証品開発と新分野事業による事業拡大支援

    相談者

    【代表者】網谷 仁 氏
    【設立】平成27年
    【従業員】6名
    【事業内容】製造業
    【強み・特長】
    ・自社工場内で苺の栽培を行い、太陽光とLEDを併用したハイテク設備の導入など独自の方法により栽培する苺は、糖度が16~17度と極めて高く、冬に限定されることなく365日収穫できるといった特長がある。

    ・6次化に取組み、自社の苺を使ったジェラートを商品化したほか、養老町の酒造会社とのコラボ商品も開発した。同商品は令和2年度養老町特産品ブランドに認証されている。これまでの素材の味や食感を最大限に引き出せるよう繰り返し改良を重ねている。

    相談内容

    ・名古屋で展開する当社系列店を通じて販売しているため、地元養老町で知られておらず、認知度を高めたい。 ・ジェラートの食感をより追及するために、氷の結晶の極小化を維持できる設備を導入したい。 ・首都圏で展開する有名洋菓子店から打診のある焼菓子のOEMに対応するため生産体制を確立したい。
  • コロナ禍での創業と経営の安定化

    相談者

    【代表者】木澤 龍 氏
    【設立】令和2年
    【従業員】2名
    【事業内容】飲食店
    【強み・特長】
    両親が経営する旅館の飲食部門を受け継ぐ形で独立開業。店主は8代目で、明治時代から代々受け継がれ、地元の皆様に愛される料理を提供している。
    開業時に店舗を改装し、木の素材を多く使った暖かみのある居心地の良い空間で食事を楽しむことができる。
    テイクアウトにも対応しており、看板メニューのから揚げなど単品メニューのほか各種弁当を販売し、自宅で当店の味を満喫することができる。

    相談内容

    両親が営む旅館は、宿泊・宴会等の旅館部門とランチ・居酒屋の飲食部門に大別されるが、業務の境目がなく、非効率的であり、各々の負担が大きかった。龍氏は独立意欲が強く、飲食部門を引き受けて独立することで両親は旅館部門に専念することができ、業務効率化と負担減少につながることから龍氏の創業支援を行うこととなった。 独立直後にコロナ禍に巻き込まれ、感染防止対策やテイクアウト販売といった「新たな日常」に対応した経営が創業後の課題となった。
  • 第三者からの飲食店の事業承継支援

    相談者

    【代表者】高島英樹 氏
    【設立】令和2年
    【従業員】0名
    【事業内容】飲食店(喫茶店)
    【強み・特長】
    約40年にわたって営業してきた飲食店を引き継ぐにあたり、承継者である高島氏自身も承継する店舗の客の一人であったため、既存の固定客とも顔見知りで、店舗のみでなく、これまでの固定客も引き継ぐことが期待できた。
    また、地元地域で唯一の飲食店で地域内競合が少なく、営業方法の転換により、地域住民が気軽に集う憩いの場としての店舗利用も見込めた。
    高島氏は下呂温泉のホテルに勤務していたことから、接客術にも優れていた。

    相談内容

    被承継者が高齢となったことから、店舗の承継を持ち掛けられ、自分もチャレンジしたい反面、新型コロナウイルス感染症の影響もあって、開業資金や今後の経営にも不安を感じていた。 承継(創業)計画を練って、今後の行動計画を明確にし、各種支援制度の活用を提案した。
  • 岐阜県立岐阜農林高等学校と連携した商品開発の取組みと経営教育

    相談者

    【代表者】三井軍治 氏
    【設立】平成15年
    【従業員】7名
    【事業内容】自動車部品の製造、ポン菓子の製造販売
    【強み・特長】
    当社は岐阜県本巣市(旧真正町)に工場を構える製造業者である。元々は自動車部品の下請け加工を行う事業者として平成元年に創業した。その後、代表の息子であり後継者の三井勝弘氏がポン菓子の製造販売事業を始め、現在に至っている。
    また、「障がい者に働く場を与えたい」という想いから、加工業務の一部を障がい者の作業所に委託している。

    相談内容

    元は自動車部品の加工下請けをメイン事業としていた当社がポン菓子の製造販売事業を始めたのは、平成23年に発生した東日本大震災がきっかけである。岐阜県は幸いにも大きな被害が無かったものの、当社は元請けの自動車工場が被災したことで生産が停止し、当社の仕事もなくなった。「このままでは、障がい者の働き口が無くなってしまう」、「元請けに依存する下請けではなく、何か自分で障がい者へ委託できる仕事を作らなければ」と考えた勝弘氏は、たまたま過去にイベントで使用したポン菓子の機械をみて「これを使ってポン菓子を自社で商品化し、安定した販売をすることができれば、作業所で働く障がい者たちに仕事を与えられる!」と思い立ち、ポン菓子の製造販売事業を開始した。 しかし、ポン菓子の製造販売事業はなかなか軌道に乗らず、何か主力となる商品を開発し、それをきっかけに認知度を高めて売上を拡大していく必要があると考え、「認知度向上につながる今までにないポン菓子」を開発することとした。
  • 資金調達を入り口とした経営計画と顧客のターゲティング

    相談者

    【代表】今井賢二 氏  調理師
    【創業】平成元年 平成25年事業承継
    【従業員】5名 【専従者】1名
    【事業内容】定食・和食・仕出し
    【強み・特長】先代より平成25年に事業を引き継ぎ、6年目を迎えた。長年の信頼ある営業及び、大人数宴会が可能であることから地域の法要や会合、各種団体の総会等の会場として重宝されている。

    相談内容

    ①資金調達  5月中旬に運転資金の申し込み。内容を確認したところ繁忙期である宴会シーズンの利益で、閑散期の運転資金を賄うサイクルとなっていた。 ②顧客のニーズ把握  平成25年に先代の死去により事業を引き継いだ。当初より事業の要ととらえている宴会の減少・縮小を体感していたが、具体的な対応策を講じるまでには至っていない。 ③従業員の高齢化  料理の種類ごとに配置している職人及び宴会会場担当の従業員、それぞれの高齢化が進んでいる。